オレンジデイズによる仕事論。
どーも、こんばんは。皆さんはオレンジデイズという日本のドラマを知っていますか?
僕はこのドラマをAmazonプライムで初めて見ました。最初は何の情報もない状態で、見ようと試みていたんですけど、丸々根底から覆されてしまったんですね。
何が良いって、男子役の俳優陣が面白すぎるってこと。妻夫木君、成宮くん、瑛太くんと3人並べたら世の女性は絶対に誰かを選ぶであろうと僕は思っているのですが、どうでしょうか。まぁ、そんなことはどうでも良いんですけど、三者三様の生き方が描かれていて良かった。
妻夫木くんはもう、正統派なイイ男って感じの、言動をとりまくるんです。しかもちょっとした遊び心があるし。
柴咲コウさんが演じる女の子が難聴に苦しんでいて、つい人に対してきつく当たってしまうところがあるんですが、何度きつく当たられても、時には心が折れながらも、耳が聴こえない彼女の耳代わりとなって、常に助け、決して体目当てではない、
純粋な態度をとっているのを見て、
素直に良いなーと思いました。
下心とか絶対あるでしょ!!って思ったりしちゃいましたね。
成宮君は一言で言うと、ヤリ○ン野郎です。(笑)。
甘いルックスを武器に何人もの女とヤり、
金をもらって生計を立てているような男なんですけど、もしかしたら、
誰よりも"愛"に満ち溢れているのかもしれないって思ったんです。
幼いころに母に捨てられ、妹と二人で質素なアパートで暮らす生活と「真っ当な社会人になるのにビビってんだよね、オレ。」と
(多少の差異はすみません。)いうセリフの本意を考えた時に、もしかしたら、
俗に言う"はみ出し者"ってレッテルを貼られる人種なのかもなーって感じたんです。
大学には一応行くけど、女と遊びまくり、
金をもらい、カメラアシスタントとして決して高くない給料を稼ぎながら、
家族の飯代を担っている。
その姿に心を打たれました。
必死に時代に抗いながら、
でも現実から逃げず、
自分のやりたいことは何なのか、を
考えながら行動していく姿こそ、
男の中の男だと思うんですよね。
これはめちゃめちゃ苦しい作業ですよ。と
信じています。
誰よりも甘ちゃんでいたからこそ、
"平凡"に対して強い対抗心があるのだと思います。
現実、事実を直視し、
自分とは何なのかを探し続ける、
そんな迷宮はいい加減、
終わりにしていきたいと思いますね。